肺に関する基礎知識をおさえましょう。
1.位置、全体像(レントゲン主体)
肺は体の上半身に位置します。↓正面から見た図
また、体の真横から見た図で肺は体の中央の深さに位置します。
また、上記のレントゲン写真で見た際に線減弱係数が小さい(画像上で黒い)ために、線減弱係数が小さい物質でできていることがわかる。主に空気でできている。
2.解剖(CT主体)
肺を機能ごとにわけると、
・気管&気管支
・肺胞
・肺動脈
・肺静脈
・その他
に分類できます。
機能分け_気管&気管支
図1をみてください。
口や鼻から流入してくる空気は気管、気管支をとおって肺に到達します。
気管、気管支は、
口や鼻→気管→気管支→肺胞
と深部にいくにつれ、細くなっていくのが正常です。
これは読影ポイントの1つです。
また、図2のように気管支といっても深部度から名前が
・右主気管支
・右中間気管支幹
・中葉支
というように区分されてますが、
読影の基礎では、名前は特に必要ではないです。
ただ、深部にいくにつれ、細くなっていくのが正常というポイントをおさえましょう。
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