神経質な生き物、人間。
その中でも日本人はさらにトップクラスに神経質な層が多い。
しかも神経質で不安症な性質に抗うことをせず、むしろ周りにそれらの同調圧力を掛けようとする層の割合も多いから、どうしようもない。
ただ、上を目指す人にとって、周りと違うことをする人間にとって、
そんな害悪にかまっていられない。できるだけ自分の時間を奪われず、恨みを買わずそれらの害悪を回避したい。
その一助になるのが
「忍者化」
だ。
そう、これは精神の問題だ。
気持ちの持ち方だ、あなたは特定の場面で自分を表現したい場合を除き、基本は周りに認識されない(まるで存在するのに認識できない空気のように)。
むしろこれができないと、この先過剰な心労をうけながら上を目指すことになる。
この報われない無駄さは理解したほうがよい。
たとえば柔道で常に力をいれれても相手に技が効かない、むしろ力をほぼ抜いてて、技の一瞬のみ力をだすことが格段に技の切れと成功率が上昇するように。
たとえば、膝を伸ばしたままのジャンプと膝を曲げた後のジャンプのように。
直接のエビデンスが示せないのは申し訳ないがこの忍者化の大切さのきっかけは社会人になって自分へのオーバーワーク気味な環境に直面したときに理解できるはず。
そして、忍者化で少なくともストレス疲れの50%はカットできる。
私の事例でいうと放射線技師時代に1日の心エネルギー消費の80%は人間関係ストレスだった。残りの15%は業務疲れつまり、1日の残心エネルギーは5%ほど。
この5%を0にしないように家にかえってYoutubeみたり、運動したり足掻くのを週5日するのはそこそこしんどい。
もし、このときに「忍者化」ができていたら、人間関係ストレスはストレス疲れに含まれるから、忍者化の効果範囲だ。つまり、80%は人間関係ストレス→40%は人間関係ストレスに変換される。そして、業務疲れの15%を足すと55%、よって、1日の残心エネルギーは45%。
つまり9倍も心のエネルギーが残っている状態。心のエネルギーが残っていると頭も働くし、柔軟性もあるから心エネルギーの回復もしやすい。
では「忍者化」を習得するには
自分が現れるか、現れないか(認識されない)
やり方はシンプル。
気持ち次第だ。
周りは自分を認識していないと思い込む
そして、そのようにふるまう。
それで良い。
だから、忍者化中は仮に話かけられても無視でよい。
認識されていないからな。
もし、余裕があるなら、忍者化の修行がたりないことも自認しつつ軽くユーモアをあげれば済む。
無視した場合に、あとから大きく響きすぎるなら、忍者化解除もやむをえないが、
そうでもないなら忍者化のままでよい。そもそも、忍者化の概念を知らない相手なら、大した影響をもつ人間ではないし、
忍者化をせずに、心労をため込み適応障害やうつ病や不安症とかになるリスクの方が、断然やばい。
だから、無視でおーけーだ。
忍者化には相手の死角にいることと、可能ならスピードもあると習得度があがる。