幸せとは~みたいなノリだけど、ユーモアって普段の生活で忘れがち。
ユーモアは、生活に必須ではないし、さらに一人だとその効果は大きく感じないかも。
刺激が強いものであふれてしまってて、ささいな存在のユーモアは、押しつぶされてて息できてる?
しょうもないものかもしれないユーモア。だけど、おれにとってはそいつを一番信じていたい。
こいつだけは一緒に居続けられる気がする。
強さだけを求めて、誰にも馬鹿にされないことを望んでプライドが高くなり、傲慢になり、孤独になったり。
楽さだけを求めて、家で負荷がないことばかりするようになり、人生とか考えだして、ゲームだけになって、楽しさも薄れてきたり。
愛されることだけ求めて、相手にも同じだけのものを要求して、不満や憎しみがたまって、自己嫌悪に陥ったり。
そんな中、ユーモアだけは求めすぎても、孤独にならない、楽しさも薄れない、自己嫌悪におちいない。
むしろ、自分だけでなくまわりにも、朗らかな方向の影響を与える。
緊張してた人には、安心を。
不安におびえてた人には、自信を。
絶望で思考停止してた人には、少し考える余裕を。
無機質に生きていた人には、人間としての尊厳を。
笑ってくれてた人には、さらなる笑顔を。
けんかしていた相手には、許すきっかけの心を。
そんなユーモアは、些細なことでこそ効力を大きく発揮する。
家事の分担で一方だけに負荷がかたより、話したら一触即発になりそうでも、ユーモアにくるんだ会話なら、心に届く。
自分のミスをあやまることができないとき、相手がユーモアをもって一言くれたら、素直に謝れる。
自分の思いや考えがあまりに重くなりすぎた場合でも、ユーモアを含めれば相手は少しは歩み寄るかもしれない。
でも、そんな些細だけど大切なあなたのユーモアはどこにある?
ないわけじゃない、つぶされているだけ。息はしている。ユーモアはそんなにやわじゃないさ。
でも、あなたしか見つけてあげられないあなたのユーモア。
ずっと、あなたの心のそばにいたいって願いながらも遠くにいってしまったユーモアを探しに行こう!